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2013年の沢村賞はマー君に決定!!沢村賞、詳しく解説します! [プロ野球]

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2013年の沢村賞の受賞者が決まりました。

今年は文句無しのマー君!!

シーズン24勝、勝率10割の受賞者は過去にもいない、歴史的受賞となりました。




ところで皆さんはこの沢村賞ってどんな賞だかご存知ですか?

今回はこの沢村賞を解説してみたいと思います。


沢村栄治


この賞の名前の由来になったのが戦前の野球史に名高い剛腕、巨人軍の沢村栄治。

image.jpg


彼の栄誉と功績を称えて、当時の野球雑誌が企画して昭和22年に私的表彰を始めたことが始まり。

最初は私的な賞だったんですね。オドロキです。
で、後に特別賞として現在のような公の賞に認定されたそうです。




で、沢村賞は投手に対しての特別賞で、各リーグごとの最優秀投手賞は別に存在します。
当初はセ・リーグのみに対象が限定されていたようですが、平成元年からはパ・リーグにも対象が拡大されて全球団から選出されるようになりました。

みんなの沢村賞になったわけですね。




パ・リーグで初めて受賞したのは平成2年、近鉄の野茂英雄投手
トルネード投法を引っさげてメジャーリーグで戦い抜いた平成の剛腕一号とでも言いましょうか。
最近では『のどごし生』のCMにも出てますね。

ちなみに2013年現在でオリックスとロッテからは未選出です。




当初は選考基準なども無く、記者による投票で選出されていましたが、およそ30年ほど前から沢村賞選考委員会による選出となりました。
この背景には当時、投手五冠を達成した江川が落選して西本聖が選出された際、江川担当の記者が「沢村賞の人格に江川は値せず」と記事に書いた事が影響しているそうです。。

この時江川は、『人格含まれるんだってよ……最初から書いておけよみたいな……』とふてくされてたんですって。
それぐらい欲しかった賞だということですね。
でも確かに人格って名誉ある賞には必要なんでしょうね。



現在では、選考基準の項目をどれだけ満たしているかを参考にして、沢村賞選考委員会により、毎年12球団の中から原則1名が選出されるようです。

この沢村賞には賞金も出ます。賞金は300万円。
羨ましいですなぁ。



ちなみに選考委員は原則5名。
歴代受賞者などなど、そうそうたる面々が並びます。
今年度の選考委員は堀内恒夫選考委員長、平松政次、村田兆治、北別府学、そして今年から新たに工藤公康が委員に就任しました。



沢村賞の選考対象となる選手はその年における『先発完投型の投手』で、選考基準7項目あります。

『登板試合数が25試合以上』、『完投試合数 10試合以上』、『勝利数 15勝以上』、『勝率6割以上』、『投球回数200イニング以上』、『奪三振150個以上』、『防御率2.50以下』

この7項目にいくつ当てはまるかが選考のポイントなんですねー。



沢村賞、投手の名誉の賞なんですね。

今年の受賞は満場一致でマー君だったんでしょうね。

歴代受賞者の名前がズラリと並んでも、見劣りしない大投手になったマー君。
メジャー挑戦するんだろうなぁ。

それも楽しみですね。





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